ドメイントップの場合に特に問題になるのですが、
URLに対するトップページの第一階層にファイルが増えすぎるとうんざりしますよね?
この解決は実はチョー簡単です。
条件は、以下を実現する、です。
ワードプレス本体のインストールはディレクトリ配下。
トップページ(=ディレクトリなしのという意味)でワードプレスを表示。
上記をアンド条件で実現したかったわけです。
表現を変えれば、URLの第一階層を普通にワードプレスにしておきながら、
インストールは下層の(もしくは別の)ディレクトリにするということです。
タイトルの
ワードプレスのインストールディレクトリを変更する。
はピンと来ない方が多いと思われます。
これは、
URLのトップページをワードプレスにするためには、
ワードプレス本体のインストールディレクトリを、
URLのトップページにポイントされたディレクトリにインストールしなければならない
というのが、ワードプレスのデフォルトだということを知っていなければ、
そんなの、何が大変なの? と言った感じだと思います。
で、このワードプレスのデフォルトで運用すると、最初に挙げた課題のようになるのです。
ファイルの数があんまり増えてくると、うざいです。
特に、ユーザーが触らないファイルがいっぱいあると、お目当てのファイルにたどり着くのが大変になってきます。
これが背景にある不満でした。
さて、これを解決するためのTIPSは、
実はWordPress Codex 日本語版に既に記載されていました。
以下はその実践記です。
(前書き終わり、以下やっと本編)
1.とりあえず、ディレクトリ掘って(例:http://example.com/wp)、普通にインストールする。
2.管理パネルで 設定 > 一般設定パネルを開く。
WordPress のアドレス (URL): http://example.com/wp
<−こっちはいじらない。
# サイトのアドレス (URL) 欄を、ルートディレクトリの URL に変更する。例:
ブログのアドレス (URL): http://example.com
3.変更を保存をクリック。
(エラーは出ませんでした)
4.WordPress ディレクトリにある index.php と .htaccess ファイルを、手順 4 で設定したサイトのルートディレクトリ(「サイトのアドレス」)へコピーする(移動ではなくコピーすることに注意)。
註!
3の後、.htaccessを作るために、パーマリンク設定(※)してみましたが、.htaccessは自動では作成されませんでした。
結果として、.htaccessはコピーしなくても、以下を続けた後、正常に
ワードプレス本体のインストールはディレクトリ配下。
トップページ(=ディレクトリなしのという意味)でワードプレスを表示。
は実現できていました。
5.ルートディレクトリの index.php ファイルをテキストエディタで開く。
# 次の修正を行ない、ファイルを保存する。
修正前:
require('./wp-blog-header.php');
修正後: WordPress コアファイルの新ディレクトリ名を使います。
require('./wp/wp-blog-header.php');
6.新しい URL からログインする。例えば http://example.com/wp/wp-admin/ など。
※ パーマリンク設定は以下のようにしました。
/%category%/%postname%.html
この記事は、WordPress を専用ディレクトリに配置する
http://wpdocs.sourceforge.jp/Giving_WordPress_Its_Own_Directory
の実践日記として書きました。
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